基礎の構造クラック
床下は、建物全体の強度に関わる重要な部分です。
ヒビ割れや、湿気、カビ、腐朽などをチェックして
診断いたします。
木材に水分が多すぎると
シロアリ(白蟻)・木材腐朽菌が繁殖しやすくなります。
これらの繁殖を抑えるための含水率の目安は
20%未満で正常範囲、20~25%を超えると、木材の腐朽が起こりやすくなります。
近年の住宅では床下がコンクリートの「ベタ基礎」でできていますが、
築30年ほどの家では床下が土のままの、「布基礎」でできているのがほとんどです。
たとえコンクリートでできていても、
・水分を含みやすい土地の土質
・風通しが悪いなど建物周辺の環境
・換気口をふさぐなどの床下の換気不良
等によって、床下の木部腐朽のリスクは大きくなる傾向があります。
屋根のひび割れ
屋根の浮き・反り
漏水や劣化の原因になる屋根材の割れや欠け・浮きなどないか
屋根の状態をチェックします。
屋根は建物を雨風・太陽熱・隣家の火災からも守ってくれる
とても大切な部分ですよね。
だからこそ、屋根のメンテナンスも大切で
気になって見上げていても、どこが痛んでいるかわかりにくく
実際はハシゴを使わないと登れない=なのでなんだかんだでそのままになっている。
という方が大半を占めておられるかと思います。
住宅診断の外壁の基準項目としては
「外壁にひび割れがないか」
「色褪せがどれほど進行しているか」
「人知れず雨漏りが発生していないか」
など、住まいの劣化状況を診ることが大切です。
そして、その診断の結果をもとに
“必要な補修工事”や“塗り替え時期の目安”
“塗り替え工事の見積額” “今後の塗装メンテナンス計画”等を考えていきます。